目の下のくまが気になるという方は多いですが、くまと言っても種類が3つあります。
ご自身がどのくまで悩んでいるのかを知ることでくまを改善することができますよ。
血液のうっ血による青ぐま
目の周りの毛細血管の血流が滞ることで起こる青ぐま。この最善の解決策は、血液の循環をよくすることです。
血行促進といえばまずマッサージです。
顔全体の血液循環をアップさせるために、目のまわりだけでなく顔全体にマッサージを行いましょう。
目の周りは単に皮膚が薄いために青さが目立っているだけで、何も目の周りだけが血行不良を起こしているわけではないのです。
青ぐまが出ているときは顔全体の血行が悪い状態だといっても過言ではありません。
その他、皮膚全体の代謝を促す有効成分を配合したアイクリームもよいでしょう。
例えば、ビタミンE、高麗人参エキスやセージエキスなども代謝をよくする作用があるので参考にしてみてください。
さらに体全体の血液循環をよくするのも効果的です。
それにはウォーキングなどの適度な運動がおすすめです。
むくみ・たるみによる黒ぐま
下まぶたの薄い皮膚が、年齢とともに薄くなり弱ってくるために、たるんで影ができてしまうのが黒ぐまです。
むくみが加わると、さらに目立つという特徴があります。
対処法としては、原因となるたるみを緩和するため、コラーゲンを強化するお手入れが必要です。
それにはレチノールやビタミンC誘導体、ピーリング剤などコラーゲンを増やす作用のある成分を配合した化粧品を使うとよいでしょう。
これらの有効成分はシワにも有効なので、使い続ければ一挙両得の効果が得られます。
むくみに関しては、冷たい飲み物や塩分を控える、運動するなどのほか、目のまわりのツボ押しなどが有効です。
【1】瞳子髎(どうしりょう)
目尻の端のくぼみにあるツボ。
額のニキビにも効く。
【2】救後(きゅうご)
目の下の骨の際で、目尻から目頭に向けて四分の一内側にある。
目尻の小じわにも有効。
【3】四白(しはく)
目の下中央から親指1本ぶん下に位置する。
顔全体のむくみ、シワ、くすみにも効く。
シミ・くすみによる茶ぐま
小さなシミの集合体やこすることによる色素沈着や角質肥厚などが茶ぐまの正体です。
どれもメラニン色素が関係しているので、通常の美白ケアと同じお手入れを行ってください。
もしこすりすぎなどで角質が厚くなっているのであれば、ピーリングが効果的です。
ただし、かゆみがあったり、湿疹ができていたりする場合、ピーリングができないのでまずは皮膚科で相談してみることをお勧めします。
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